農家の皆様と共に(お客様の声)

ご利用製品:しき島肥料、マグホス、タキポリン

有限会社きやじ様は、花卉(オリエンタルユリ) の品質を上げたいとのご相談からお付き合いが始まりました。
ユリという花の品質、日持ちの良い花を栽培するために、何か良い肥料はないのかと探されていたところで、マグホスという肥料をご提案いたしました。マグホスに含まれるリン酸+苦土によって花の根張りが改善、またマグホスに含まれるカルシウム分によってユリの茎が硬くなり、安定して品質の高いユリを栽培できるようになったという事です。花の栽培で使ってみて効果を実感していただき、今では水稲や小麦など露地作物にもマグホスをご利用いただいております。
有限会社きやじ様にとって、マグホスは欠かすことのできない資材になっています。


ご利用製品:マグポリン、多木V化成、マグホスカスーパー8 など

山田農園
山田農園

2021年は暑くて雨が少なく、メインとなるとうきび(とうもろこし)の生育と品質確保が心配でした。
まわりの農家さんからも「下が入っていない」とか「根元の方の実が入っていない」といった話がでていましたが、うちでは先端不稔もなく良作だったので、雉子谷さんの肥料のおかげかなと思っています。初期にマグポリンを根元だけに散布するという使い方をしているのですが、根張りがよく茎が太くなり6月の強風による倒伏の被害もありませんでした。手間がかからず肥料の効き方に無駄がないという気がしています。
うちは大量に栽培しているわけではないので、毎日作物を気にかけて、必要な時に手間をかけてやることで作物の付加価値を高めるようにしています。追肥にはとうきびの生育を見ながら2回、多木V化成を使用しました。水に溶けやすく使いやすいので作業が苦になりません。おかげで今年も甘く実入りの良いとうきびを収穫する事ができました。


ご利用製品:ヒューライム、タキポリン、多木V化成、ティーグリーン633

赤井川コロポックル村
赤井川コロポックル村

農業と全く関係のない業界を転々としてから、新規就農の形で農業を始めました。
メインはアスパラ栽培ですが、始めて3~4年は全く経営になりませんでした。洞爺湖サミットで使っていただいたのを契機に取引が増え、付加価値の高いアスパラを提供しています。
アスパラは栽培技術の差が品質に出る作物ですが、私の場合は根に栄養分を貯めて、投入する肥料の時期や量によって食味をコントロールすることを大切にしています。
メインは有機栽培なのですが、2~3年前から慣行農法にもチャレンジしています。
雉子谷さんからは多木V化成、ティーグリーン633、尿素を入れてもらい、列ごとに使い分けしています。春先は秋に残った土壌の窒素分のみで春採れらしい味わいを求め、夏場は費用対効果を見ながらタキポリンを追肥として使っています。アスパラは奥が深く、まだまだ研究途上ですが、平均的な品質の作物よりも誰かが「このアスパラが一番」と言ってくれるクオリティを目指しています。あとはアスパラが赤井川村の特産品として認められるように、地域の皆さんと力を合わせて頑張っていきたいですね。

赤井川コロポックル村  https://koropokkurumura.com/


ご利用製品:オンリーユーキ、イーストユーキ555、明星1号 など、その他多種

どさんこ農産センター
どさんこ農産センター

赤井川と蘭越の農業家の作物を販売する生産者組合、いわば民営の農協のような組織を運営しています。
27軒の農家さんが参加しているのですが、そのうち新規就農者が12名。平均年齢が40歳前後と若いグループです。大手流通企業との契約でカラーピーマン、馬鈴薯、ミニトマトなどを彼らの宅配事業用として供給していますが、農協ではできない事も私たちの規模ならできる事がありますので、何かと重宝していただいています。基本は特別栽培で、27軒中25軒が特別栽培を手掛けており、共通の仕様書に従って栽培してもらっています。
仕様書では、特別栽培ということもあってほとんどの作物に多木肥料を利用させていただいており、7割位を占めるのではないでしょうか。特に「オンリーユーキ」が使いやすいですね。雉子谷食品さんがもたらしてくれる情報も強い味方です。
役場を含めて地域ぐるみで農業を盛り立てようとするのが赤井川村の魅力です。これからも、若い農業者たちが「どっぷりと」農業にはまってくれるよう取り組んでいきたいです。

どさんこ農産センター  http://www.dosanko-nosan.co.jp/index.html

雉子谷食品の目

リン酸は作物に必要ないのか?

多くの学者や普及所で「リン酸の減肥」が叫ばれています。
確かに、今までの農業では目的もなく多量要素であるリン酸を施肥してきた経緯はあるでしょう。
しかし、弊社の土壌分析を見てみると、施設園芸ではリン酸(トルオーグ法) では200mg 以上のハウスも稀にあります。しかし、水田や畑ではそのような過剰な圃場はほとんどありません。

北海道では一般的に水田ではブレイNo2 という手法、畑ではトルオーグ法という手法を使って土壌中のリン酸の数値を分析します。
しかし、この分析は強い酸でリン酸を抽出する方法であり、実際の田畑でこのような強い酸でリン酸を溶かすことは不可能と考えます。

また、リン酸は土の中では動かない成分で、すぐに土壌中の鉄やアルミと結合してしまう養分です。
リン酸吸収係数が高い圃場であれば尚更リン酸は効きにくいでしょう。

弊社ではこれらの課題を解決するために作られているリン酸肥料の「マグホス」を提案しており、根張り、実の充実において多くのプロの農家さんの評価を得ることが出来ています。

よくあるご質問

堆肥はいくら入れても問題ないのか?

堆肥は大きく分けると「堆肥」と「きゅうひ厩肥」に分かれます。
推肥には栄養成分がある以上、際限なく投入はできません。
「なぜ、堆肥を入れるのか?」という目的を持つことが大切です。

それぞれの施用にはメリットとデメリットがあります。

「堆肥」施用のメリットは土壌の物理性の改善に繋がることです。
団粒構造を作ることができ、腐植の生成に繋がります。
デメリットは「堆肥」の分解には窒素分が必要で、大量に施用すると作物の窒素飢餓を起こす可能性があることです。

一方「厩肥」施用のメリットは肥料養分の補給です。
デメリットはカリや石灰分が過剰に補給される可能性があることです。
これにより苦土欠乏、pHが上がることによる微量要素欠乏が考えられます。
また、地温が上がると急に効いてくる窒素分をコントロールすることが難しくなります。


有機栽培とその他の栽培の違いは何ですか?

作物は大きく有機栽培と無機栽培に分けられます。
一般に有機栽培と言われているのは以下の3種類です。

① 「有機JAS認定農場」が規則に従って栽培した作物
② 「特別栽培」の認定を受けた作物
③ 自然栽培

このうち①と②は使用する農薬や肥料に厳格な定めがあり、公的機関による認定が必要です。③はいわゆる自然農法で、農薬も殺虫剤も使わない農業ですが、細かい規則はありません。
上記以外を無機栽培と称しますが、化成肥料しか使わない人、有機含有肥料を使う人と様々なパターンがあります。

雉子谷食品では有機栽培、無機栽培は肥料の効かせ方が大事だと考えています。天然由来の有機肥料は気温や環境で肥効や食味に大きな違いが出やすいのです。良い作物をたくさん作るには、有機肥料を使う場合でも、化成肥料で少しずつ生育をコントロールすることが肝要です。


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